会津地域ではICT産業の集積が本格的に始動しています。「スマートシティAiCT」は、2019年4月、会津若松市に誕生したICTオフィス。同地域には、ICTを専門とした公立大学法人会津大学が立地している優位性があり、産学官連携や共同研究、さらに人的交流への期待も大きくなっています。
スマートシティAiCTは、首都圏などのICT関連企業が働きやすい魅力的なオフィス環境を整備し、ICT関連企業の集積により、首都圏からの新たな人の流れと雇用の場の創出、若年層の地元定着など定住、交流人口の増加を図り、地域活力の維持発展に資するために会津若松市に開設されました。
CT企業を想定した標準的オフィスであり、セキュリティや防災に配慮。企業の特徴を生かした働きやすい空間を実現できます。また、入居企業間のオープンイノベーションを図りやすい環境が整っています。
北出丸大通り沿いにある平屋の建物は交流棟です。エントランスを開放し、オフィスで働く方だけでなく、地域住民や観光客の皆様も気軽に立ち寄れる空間です。
オフィス棟と交流棟との間にはテラスを設け、談話や交流のスペースとして活用可能。オフィスエリア全体は誰もが安心して使うことができるよう、バリアフリー化を行っています。
福島県では、県内におけるICT関連産業の集積を通じ、産業基盤の強化、雇用の創出及び交流人口の拡大を図るため、県内に事業所等を設置するICT企業等の内、地域経済牽引事業計画の承認を受けた事業者に対し、事業所設置に係る運営費や初期費用に対する補助金を交付します。 なお、初期費用の補助対象事業者のうち、本社機能(研究・総務・経理部門)移転の場合は、補助限度額を500万円に増額します。
アクセンチュア㈱、TIS㈱、㈱エフコム、會津アクティベートアソシエーション㈱、㈱デザイニウム、日本電気㈱、㈱アイザック、三菱商事㈱、㈱エヌ・エス・シー、SAPジャパン㈱、三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱、凸版印刷㈱、バンプージャパン㈱、㈱会津コンピュータサイエンス研究所、㈱エムアイメイズ、㈱イクシング、㈱会津ラボ、ソフトバンク㈱、東芝データ㈱、セイコーエプソン㈱、㈱オノヤ、ニューラルポケット㈱、オリックス自動車㈱、日本マイクロソフト㈱、㈱ブリスコラ、出光興産㈱、パナソニック㈱、㈱東海理化電機製作所、三井住友海上火災保険㈱、SOMPOホールディングス㈱、コスモ石油マーケティング㈱、東北電力㈱、東日本電信電話㈱、住友生命保険(相)、明治安田生命保険(相)、日本ヒューレット・パッカード(合)、CCCマーケティング㈱
公立大学法人会津大学では先端ICT研究の実行、イノベーションを生み出す場の提供、ICT人材の創出を目指して、会津大学先端ICTラボを拠点として復興を推し進めています。
先端ICT研究プロジェクトや地元IT企業等が利用可能なIaaSサービスを提供。
次世代ICT人材育成のための教育講座やコンテンツ開発、研修等のためのスペースを提供。
研究者や学生、企業やベンチャー企業等が自由に交流できるオープンソーシャルな環境を提供。
スマートフォンやスマートメーター等のICTデバイスに関する研究事業等の実施環境を提供。
産学連携での研究事業に対し、適切なセキュリティを備え独立したワーキング環境を提供。
先端ICT研究事業や研究機関、企業等へセキュリティ設備(電波シールド)を備えた環境を提供。
研究事業等で利用するICT機器を設置するため、ラック貸しサービスを提供します。