東日本大震災と原発事故から13年が経過しました。国内外からの温かい御支援と県民の皆さんの懸命な御努力により、本県の復興に向けた歩みは着実に前進しています。
福島県は東北の最も南に位置し、東北の玄関口として首都圏からも近距離です。
また、全国で3番目の広大な県土を有しており、それぞれが特色のある気候風土や産業構造を有する「会津」「中通り」「浜通り」の三地域に分けられます。
各地域において共通しているのは、勤勉で粘り強い人柄であり、大震災にも負けないたくましさに象徴される優れた人材が、皆さんの未来へのチャレンジにとって大きな力になると確信しております。
世界に誇れる「復興の地ふくしま」を実現するため、私たちは、様々な挑戦を続けています。産学官連携の下、令和5年4月には「創造的復興の中核拠点」を目指す福島国際研究教育機構(F-REI)が国により設立されるなど、国内でも類を見ない拠点施設の整備を始め、ロボット、航空宇宙関連、再生可能エネルギー・水素関連などの新産業の育成・集積を図っています。
加えて、企業立地補助金や復興特区による優遇税制、福島イノベーション・コースト構想に基づく実用化開発等への助成など、皆さんのビジネスを力強くサポートするとともに、県内企業の魅力を若い世代に発信する「『感働!ふくしま』プロジェクト」を通じて、産業人材の確保に全力で取り組んでまいります。
私たちは、ふくしまに思いを寄せてくださる企業の皆さんと手を携え、世界に誇れる復興の実現に向け、今後も、果敢に挑戦を続けてまいります。希望と笑顔に満ちあふれる「新生ふくしま」を新たなビジネスの拠点に是非お選びください。
ひとつ、ひとつ、実現する ふくしま福島県知事 内堀雅雄
To know
Reason