組織紹介
所長挨拶
ごあいさつ
日ごろから福島県ハイテクプラザをご利用いただきありがとうございます。
当所は、明治34年、信夫郡渡利村に開設された生糸織物試験場を起源とし、100年を超える長きにわたり、「技術支援を使命とする開かれた産業支援機関」を基本理念として、基盤産業・伝統産業の支援、成長産業の創出、地域資源の活用等、様々な事業に取り組んでまいりました。
平成23年3月11日の東日本大震災、引き続く東京電力福島第一原子力発電所事故からの本県製造業の「復興・創生」の早期実現に向け、当所の指針として「成長産業分野への誘導」と「ものづくり活動のサポート」を事業方針に据え、「拓く」、「支える」、「伝える」、「結ぶ」及び「育む」の5つの基本活動を進めているところです。
このような中、当所は福島県が重点を置く、「再生可能エネルギー」、「医療機器」、「ロボット」及び「航空・宇宙」に関連する産業の育成・集積を目指すため、AI・IoT実証拠点の整備、航空宇宙産業の集積推進のための加工・検査機器の導入を進めるとともに、各分野における研究会活動の強化を通じた事業化への支援などを、大学や企業、他の行政機関と緊密に連携し、取り組んでおります。
また、本県浜通り地域を中心とする地域経済の復興を進める福島イノベーション・コースト構想の一翼を担うため、本年7月に福島県ハイテクプラザ南相馬技術支援センターをロボットテストフィールド内に設置し、本県産業を様々な視点から支援する体制を一層強化したところです。
今後とも、全職員一丸となって県内企業の皆様を技術面から支援してまいりますので、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和元年7月
福島県ハイテクプラザ
所長
Yoshiro OWADANO