福島県県北地方“ふるさとお宝”データベース/けんぽく大辞典 参加してみよう!見てみよう!交流・体験ガイド

森の民話茶屋/大玉村
民話と手料理でおもてなし
後藤みづほさん
後藤みづほさん
 安達太良山の麓、村営の温泉宿泊施設・アットホームおおたまの隣にある「森の民話茶屋」は、地元の素材を使った食事と民話のライブが楽しめるお店。「平成4年に立ち上げた劇団『シアター・あだたら』で、村の伝説や福島の民話を演劇や語りで表現し、各地で好評を得ました。その後、築20年の村所有のロッジに出会い、村の大きな応援と県の地域づくりサポート事業により、心と身体に優しい店『森の民話茶屋』を平成12年に開店することができました」と店主の後藤みづほさん。メニューは、メンバー自慢の野菜、米、豆類を使った昔ながらのおふくろの味、森の民話茶屋お膳(700円)の他、コーヒー、抹茶、アイスクリームなど。「平家物語に登場する文覚上人伝説の遠藤ヶ滝の名水を使っていますので、ひと味違います」と、おいしさへのこだわりを教えてくれました。4月から11月上旬の土日、祝日のみの営業(10:30〜16:30 ※15名以上の団体であれば平日も対応可・要予約)ですが、県外の旅行会社のツアーコースにもなるなど人気を集めています。

 福島の宝である民話を通して、女性、村民、行政が手を携えながら、未来の子どもたちのために役立ちたいという店のコンセプトは、私たちが見失いがちな大切なことを思い起こさせてくれます。女性が自発的に取り組む男女共同参画、高齢者の生きがいづくり、学んだことを地域に生かす生涯学習の一面、都市との交流、世代間の交流、地産地消、食育と多面的成果を上げている施設として評価されているのも特徴で、「メンバーのみんなと力を合わせ、お客さまがほっと出来る場所、癒しの場であり続けたいですね」と後藤さん。「継続は力なりと実感しています。だからこそリピーターになってくださるお客さまの期待に応え続けられるように、若いメンバーももっと増やして伝承していきたい」と、優しい笑顔で語ってくれました。さらに平成13年に開催されたうつくしま未来博では、その4年前に開かれた事前の意見交換会の席上で「民話のパビリオンを」と提案したことが歓迎され、『からくり民話茶屋』が見事に成果をを挙げたこと、それがきっかけで民話が県民みんなの宝物になったこともうれしいと、思い出も語ってくれました。「多くの人に助けられ今まで続けてこれました。これからも人と人とのつながりを大切に、語りも料理もより満足していただけるようにしていきたいですね」と結びました。
森の民話茶屋Photo1

森の民話茶屋Photo2
<問い合わせ先>
森の民話茶屋(4月〜11月のみ営業)
TEL0243-48-4648

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