福島県県北地方“ふるさとお宝”データベース/けんぽく大辞典 参加してみよう!見てみよう!交流・体験ガイド

ノルテ・ハポン/川俣町
町をあげて盛り上げる、フォルクローレの一大イベント
長沼康光さん
長沼康光さん
 13チームが参加して昭和50年に始まった、フォルクローレフェスティバル『コスキン・エン・ハポン』。それから30年以上が経ち、今では約160チームが参加して行われる全国唯一の大イベントにまで成長しました。『コンドルは飛んでいく』などで知られるフォルクローレは、縦笛のケーナ、小型ギターのチャランゴ、打楽器のボンボを基本に編成される、素朴なメロディが特徴の音楽。アルゼンチン北西部のコスキン市では、毎年1月下旬に約10日間にわたって中南米の国民音楽祭が行われ、コスキン・エン・ハポンも、この音楽祭にあやかり名付けられました。「自分たちの好きな音楽を続けているうちに、参加するグループが年々増え、今では町のみんなの物になったんじゃないかな」と、フェスティバルを主催するノルテ・ハポン代表の長沼さん。10月第2土曜から3日間、町の中央公民館で開催されるフェスティバルは、今や中南米音楽愛好家で知らない者はいないほどになり、町でも会場の無償提供や産品即売コーナーの設置、駐車場の整理など全面的に協力しています。

 長沼さんは昭和56年からフォルクローレ愛好会『アミーゴ・デ・川俣』を主宰し、地元の子どもたちに指導を行っています。こうした底辺拡大への努力や学校や住民の協力を得て、現在では町内すべての小学校のこどもたちに町からケーナをプレゼントするほど、フォルクローレは川俣町になくてはならないものになったと言えます。「子どもたちは、音楽以外に遊びなどアルゼンチンの文化も吸収して楽しんでいる。今では子どもたちの方がフォルクローレについて何でも知っているね」と長沼さん。町を離れた子どもたちも、コスキンの時には必ず帰ってくるほど、町の誇りとして定着している様です。こうした様々な活動が高く評価され、平成5年にはサントリー地域文化賞を受賞しています。「コスキンの期間中は町の人口も増え、活性化するのがうれしいね。今では実行委員会を始めとする人たちがフェスティバルの運営をしてくれるし、指導者も増えている。次の世代へと受け継いで行く体制は、しっかり整っているよ」と、大きいイベントにしたかったという夢が叶ったことを実感しているようです。
ノルテ・ハポンPhoto1

ノルテ・ハポンPhoto2
<問い合わせ先>
ノルテ・ハポン
代表 長沼康光さん
TEL024-565-2502

戻る

福島県県北地方振興局
復興支援・地域連携室
リンク・著作権・免責事項などについてプライバシーポリシー